エネルギー環境教育出前授業について

日本では、原子力発電所が再稼働したり廃炉になったりしています。こうした状況の中で、放射線について正しく理解することはとても大切です。エネルギーや環境に関するさまざまな情報を前に、正しく判断できる知識を持つために、エネルギー環境教育や放射線教育は欠かせません。

チームEEEの出前授業では、クイズを交えた参加型の学習、実験や体験活動、そして「みゆカフェ」と呼ばれる対話型の学びを組み合わせて行います。「みゆカフェ」はユニークなディスカッションの方法で、簡単に取り入れられ、幅広い場面で応用できます。先生が一方的に知識を与えるのではなく、子どもたちが自分のペースで考えを広げ、深めていくことができます。

私たちはエネルギー環境教育を軸に、放射線の基礎知識を広め、さまざまなエネルギーについて多角的に考える機会を大切にしています。原子力エネルギーの特徴を理解し、原子力発電に伴って生じる高レベル放射性廃棄物の処分についても、一緒に深く考えていければと考えています。

私たちの授業の合言葉は――
「ちょっと知ってたくさん考えよう！」
知識を押しつけるのではなく、子どもたち自身が考えるきっかけをつくることが特色です。

「理解を深める・知識を広める」というのは、特定の立場への賛否を求めるものではありません。さまざまな発電方法について知り、原子力エネルギーとは何か、高レベル放射性廃棄物とは何か、地層処分がどのような方法かを理解し、その良い点も課題も含めて考えることを大切にしています。

出前授業は、生徒たちだけでなく先生方にとっても新しい発見の場になります。身近なもので簡単にできる実験や、少しの工夫で授業が楽しくなる工夫をご紹介します。また、「先生が教える授業」ではなく「子どもたちが考える授業」を体験していただくことも、私たちの目的の一つです。

出前授業の応募期間や実施期間については、右側のサイドメニューをご覧ください。お申し込みや詳細についてのご相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。　

出前授業実績

◆ 出前授業実績（PDF）